宗耳鼻咽喉科医院

福岡市西区姪浜にある鼻アレルギーを専門とするクリニックです。

福岡市西区姪の浜1-16-30

TEL.092-891-3333

アレルギー性鼻炎

1)アレルギー性鼻炎とは?
人の鼻では、侵入してきた特定の物質(抗原)を自分以外の物質(異物)と判断すると、それを無害化使用とする反応(抗原抗体反応)がおこります。その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなのど症状が出てくる病気をアレルギー性鼻炎と言います。

2)アレルギー性鼻炎と花粉症は違う?
アレルギー性鼻炎の中には、花粉症も含まれます。
アレルギー性鼻炎は決まった季節だけに鼻の症状が現れる季節性アレルギー性鼻炎と、一年を通じておきる通年性アレルギー性鼻炎があります。
花粉症では、鼻炎の他にも、結膜炎や咽頭炎など鼻以外のアレルギー性炎症もおこりまります。

3)花粉症にはどんものがある?
花粉症は、国内だけで60種類あります。そのうち春におきるスギ、ヒノキ花粉症がわが国では最も多くみられます。
初夏には、カモガヤなどのイネ科の草花、秋にはブタクサ、ヨモギなどキク科の草花による花粉症もみられます。
北海道でみられるシラカバ花粉症のように、地域特有の花粉症もあります。

4)アレルギー性鼻炎は遺伝する?
アレルギー体質は、子どもに受け継がれることが多いようです。両親や姉妹にアレルギーがあると、アレルギー性鼻炎があこりやすいといえるでしょう。
ただし、アレルギー性鼻炎の症状が出る時期(発症時期)や、アレルギーを引き起こす原因物質には個人差があります。
また、すべてが遺伝によって決まるわけではなく、さまざまな生活環境も影響します。

5)アレルギー性鼻炎は、何歳位からかかる?
6歳前後から、医師の診察を受ける子どもが急に増えます。
最近は症状の出始めの年齢が低くなる傾向にあります。また、以前は子どもには少ないとされていた花粉症も増加しています。

6)住んでる場所はアレルギー性鼻炎に影響する?
住んでいる場所の影響は、工場地帯や交通量の多い街道沿いなど大気汚染が酷い地域では、住宅地や田園地域よりもアレルギー性鼻炎が多いと言われています。
花粉症では、原因となる植物の分布や風向きなどが影響します。

7)日常生活にどんな影響がある?
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が長く続くため、生活の質(QRL)は、心身ともに低下します。
鼻づまりによる口呼吸のために、喉の渇きやかゆみ、頭痛を訴える方もいます。
その他、不眠、授業中、仕事中の居眠り、イライラ感、全身倦怠感や集中力の低下など学業や仕事への影響が出ることがあります。

8)アレルギー性鼻炎の診断は?
まず、鼻の中の状態を診察します。アレルギー性鼻炎の疑いがあれば、鼻水の細胞(好酸球)を調べたり、
血液中のIgE抗体(抗原抗体反応に関わる物質)の値を測ります。
当院では、鼻汁中の好酸球の測定、血液検査を実施しています。

9)アレルギー性鼻炎は治る?
この病気は根本的には体質にかかわる病気です。「治る」という言い方は適当では無いと考えます。
しかし、治療や日常生活での注意(抗原との接触を避ける)により症状を軽くしたり、出にくくすることはできます。